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エネルギー・資源MYANMAR / SECTOR 05

金属・鉱業

鉱量だけでなく、
由来まで見る。

鉱物の生産統計と、鉱区・採掘・加工・取引の条件を分けて確認。調達経路を追えることを重視します。

ミャンマー業界の現状を見る
内容確認・更新:2026年10月14日資料の対象時点・出典 ↗

MYANMAR INDUSTRY NOW

ミャンマー業界の現状
確認

資源は豊富でも、取引の透明性に壁。

ミャンマーの鉱物は国際供給網で無視できない存在です。ただし、輸出額が増えても、採掘地点・権利者・経路を確認できる供給が同じように増えるわけではありません。

USGS2024 · PRODUCTION

レアアースは世界生産の7.1%

USGSの2024年国別統計では、ミャンマーはレアアース生産で世界4位、シェア7.1%。資源としての重要性を示しますが、2026年の稼働量ではありません。 [1]

JETRO2025 · TRADE

銅の輸出額は大幅に増加

JETROによる2025年の銅(HS74)輸出額は約7.65億米ドル、前年比248.1%増。金属・製品を含む貿易分類であり、国内鉱山の採掘量そのものではありません。 [3]

WHAT THIS MEANS

事業への影響

買い付け・設備供給の両方で、品位や価格と並んで原産地、採掘権、相手方、支払経路が事業成立の条件です。書類が揃わない高利幅案件を、確かな商機とは扱えません。

WHAT TO WATCH

次に見る変化

鉱山別の操業実績、国境通過経路、輸出入双方の記録、制裁対象との関係。

上記の公表事実を踏まえた編集上の考察。将来の成果を予測するものではありません。
EVIDENCE & CONTEXT

業界を理解する、基礎データ。

USGS7.1%世界のレアアース生産に占める割合2024年 / USGS国別統計
確認できること

USGSの2024年国別統計では、ミャンマーのレアアース生産は世界の7.1%で第4位。生産順位は、個別鉱区の埋蔵量や投資価値を示しません。 [1]

確認日と統計の対象年は異なります。
HOW THE BUSINESS WORKS

事業のつながりを、ほどく。

どこで価値をつくり、誰に届けるか。
参入する役割を、工程と顧客から考えます。

BUSINESS MAP金属・鉱業
  1. 権利・地質
  2. 採掘・集荷
  3. 選鉱・分析
  4. 販売・精算

鉱物の存在、埋蔵量、採掘できる量、採算を伴う販売量は同じではありません。採掘権と地質資料を分け、サンプルの代表性から確かめます。

顧客・事業モデルで、着眼点を変える。

検討対象の例
顧客・事業モデル別の提供価値と確認事項
対象・モデル提供する価値比較・確認すること
探査・評価地質調査とサンプリングから、次の調査に必要な情報を絞る。独立分析、採取地点、試料管理、測定方法を記録する。
採掘・選鉱鉱石の性質に合う処理方法と操業範囲を検討する。回収率の試験条件、尾鉱、水、電力、閉山費用を確認。
売買・精算支援規格、分析、引渡し、代金精算の条件をそろえる。由来、売却権限、買主の受入条件、対象者制限を照合。

事業を検討するための整理です。参入可否・許認可や、現在募集中の案件を示すものではありません。

THE ECONOMICS BEHIND IT

数字を見る、もう一段深い視点。

  1. 品位と回収率

    品位の高い一試料を全体に広げず、場所や深度によるばらつきを評価。試験結果をそのまま実操業の回収率にしないようにします。

  2. 精算の控除

    水分、分析差、精錬費、罰則成分などを含む精算式を確認し、重量だけで売上を計算しません。

  3. 見えにくい費用

    アクセス、排水、廃棄物、住民との合意、復旧と閉山に必要な費用・体制を初めから置きます。

FROM INFORMATION TO QUESTIONS

確認することを、具体的に。

個別案件の条件を確かめるための、3つの着眼点。

権利

権利の連続性

許可の対象地・鉱種・期限、売主の権限と実質所有者を確認し、文書間の不一致を残します。

品位

試料と精算

採取方法、試験機関、含有量、控除、精算時期を合意。試料だけで鉱床全体を判断しません。

由来

環境・労働・輸送

環境対応、労働条件、輸送・輸出書類と取引制限を、現場と書面の両方で確認します。

PLAN THE NEXT STEP

検討を進める、4つの段階。

  1. 権利調査
  2. 現場・試験
  3. 経路確認
  4. 契約審査

検討の順序の一例です。法定手続きの全体や、個別案件の対応範囲を示すものではありません。

FROM A QUESTION TO EVIDENCE

小さく確かめ、次を決める。

大きく始める前に、何を試し、何を残すか。

試す・点検する

権利資料を確認したうえで、既存試料の採取履歴と独立分析を照合する。

記録する指標

試料の追跡性、分析差、試験条件、精算控除の説明可能性。

次へ進む判断

権利・地域合意・環境管理と独立評価が不足する段階では資金投入を決めない。

SOURCES & DATES

出典と、情報の対象時点。

2026年10月14日までに確認できた公表資料を基に更新しました。公表日と統計・制度の対象時点を分けて表示しています。

数値の意味・集計範囲は出典に従います。実務の着眼点は編集上の整理で、個別案件の許認可や取引可否の判断を代替しません。自動更新ではありません。

  1. 01
    USGS

    Burma — mineral industry statistics ↗

    公表:公表日記載なし

    USGSの国別統計。掲載するセメント・鉱物生産量の対象年は2024年。推計値を含みます。

  2. 02
    COUNCIL OF THE EUROPEAN UNION

    Myanmar: restrictive measures extended until April 2027 ↗

    公表:2026-04-27

    EUの対象者・団体に対する制限措置の延長。ミャンマーとのすべての取引を一律に禁止する説明ではありません。

  3. 03
    JETRO

    2026年版 世界貿易投資動向シリーズ:ミャンマー ↗

    公表:2026-10-02

    2025年の品目別貿易額。名目米ドル額の増減を、生産数量や企業利益の増減とは区別しています。